花粉症になっているとき、
部活動での運動が
とてもつらいものになります。
フットワークの激しい運動をしていると
鼻水も出てきやすいため
鼻がムズムズして集中できなくなってしまいます。
卓球、テニス、バレー、バトミントンなどで
１ゲームを落としそうなとき や
ギリギリな勝負をしていてあとちょっとで勝てそうなときに
集中できないと本当に嫌になります。
大きな大会で良いコンディションで活躍するためにも
花粉症の対策をしっかりと考えておきましょう。
水中で行う部活の場合
水泳やシンクロなど、水中で行う部活の場合は
息を吸ったり吐いたりといった呼吸が大切です。
口からではなく、鼻から息を出すことで
前に進みやすくなるのですが花粉症になってしまうと
鼻水が出てきてしまって上手く鼻から
空気を出すことが出来なくなります。
花粉は水に溶けやすい性質を持ち、
水によって花粉はさらに細かい花粉へと
変化してしまいます。
そのため、外から入ってきた花粉が
プールサイドの水によって細かくなり、
さらに人の体内に入り込みやすくなってしまうのです。
また、プールには消毒液として塩素が使われているため
その塩素が刺激して花粉症をさらに悪化させてしまいます。
水中ではマスクを着用する訳にもいかないので
対策が難しいところです。
呼吸が激しい部活の場合
マラソンのように持久力が求められる部活も同様に
呼吸が大切です。
鼻水をすするという行為が呼吸リズムを乱れさせて
上手く酸素を取り込めなくなってしまいます。
その結果、息苦しくなってしまったり逆に過呼吸になってしまい
良い記録を出せなくなってしまいます。
また外で部活を行うことが多いため、さらに花粉を吸ってしまい
花粉症を悪化させてしまう可能性があります。
このような場合には走るコースを
出来るだけ植物が少ない場所を選んで走ったり、
日が出る前 や 日が沈んだ後 などの
花粉があまり飛んでいない時間を狙って練習したりする
といった対策をすると良いでしょう。
また、天気予報や花粉情報などは
欠かさずチェックするようにして
花粉が多い日は練習をお休みするのも
良い方法です。
フットワークや機敏な動きがある部活
テニス、バトミントン、バレー、卓球 など
点を取り合うスポーツの部活は
体を素早く動かすことが多くなります。
そのため、動くたびに鼻水が出てきてしまい
なかなか試合に集中することが出来なくなってしまうのが
難しいところです。
花粉症というと鼻水ばかりが気になってしまうのですが
目がかゆいという症状もボールを目で追いかけることを
難しくさせ、失点に繋がる可能性もあります。
このような部活の場合の対策としては
身の回りをしっかり掃除しておくことです。
ラケットなどの細かい隙間に花粉が多くたまっていたり
部室、ロッカー、部活で使用する道具などにも
花粉がたまっている可能性が考えられます。
道具を掃除する・・・ということは
ラケットの長さや特徴などを
体で覚えることにも繋がります。
これも練習だと考え、
しっかり掃除して花粉を
取り除いておくと良いでしょう。
解決策① 鼻マスクを使用する
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通常のマスクがダメなら鼻マスクを使うのも良い方法です。
この鼻マスクにはコットンが入っており、
思った以上に鼻水を吸収してくれるため鼻での呼吸も可能です。
通常のマスクより呼吸がしやすいのでオススメです。
ただし、鼻水を吸収するのにも限界はあるため
予備としていくつか持ち歩く必要があります。
解決策② 鼻炎の薬を飲む
鼻炎の薬を飲むことで鼻の炎症を抑え、
一時的に鼻水が出なくなります。
そのため万全の体制で部活に取り組むことが出来るのですが
多用すると副作用の影響で花粉症の症状を
悪化させるリスクがあります。
また、使い続けていると効果も薄れてくるでしょう。
症状を抑えられるのは大きなメリットですが
リスクもあるので本当に負けられない勝負のときだけ
使うようにしましょう。
解決策③ 緑茶を飲むようにする
緑茶にはポリフェノールが含まれており、
アレルギーを抑える作用 や 免疫力をアップさせて
花粉症になりにくくなる作用もあります。
鼻炎の薬のように即効性はないものの、
２ヶ月ほど飲み続ければ花粉症になりにくい体質になり、
花粉症になったとしても軽い症状で済んだりします。
緑茶ならば鼻炎の薬を飲んだり、耳鼻科の病院に
行ったりするよりずっと安く済みますし
普段の水分補給に水筒を持ち歩いているのであれば
水筒の中身を緑茶にするだけで意識しなくても
水分補給をするときに自然と花粉症対策が出来ます。
即効性はないですが値段も手間もかからず
副作用などのリスクもない、
そして花粉に対する免疫がついてしまえば
花粉症を起こすこともなくなるため
部活動ではとても良い花粉症対策と言えます。